生きる献立

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令和5年3月15日の献立「具だくさん豆腐グラタンとバター抜きバターライスのドリア」

 豆腐とブロッコリーを使わないといけない。

 豆腐は冷ややっこやみそ汁、ブロッコリーは塩茹でやサラダと、どちらも副菜としては使いやすい。しかし、同時に消費しようと思うと、和洋折衷となりこれがなかなか難しい。

 なにより、それに合う主菜を冷蔵庫の在庫から捻りださなければならないのが問題だ。普段、中華風の炒め物を念頭に在庫を構成しているので、和風にしても洋風にしても選択肢が少ない。

具だくさん豆腐グラタンとバター抜きバターライスのドリア

  そこで思いついたのがグラタンである。豆腐グラタンにブロッコリーを入れれば、一品で両方を消費できる。ドリアにすれば、主食との兼ね合いも問題ない。

 最近薬局においてあった、料理雑誌で読んだ時短グラタン特集をなんとなく思い出しながら、インターネットでレシピを調べて作ることにする。

 ちなみに、以下のレシピは3人分と表記しているが、それにしてはだいぶボリュームがある。そして、グラタンのホワイトソースが少ない。全体的に具材の量を減らし、小麦粉と豆乳を増やすと普通のドリアになると思われる。

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バター抜きバターライスの材料(3人分)
  • 米:3合
  • 水:500ml
  • にんにく:1片
  • 玉ねぎ:1/2玉
  • コンソメ:3g
具だくさん豆腐グラタンの材料(3人分)
  • 豚こま切れ肉:200g
    • 下味
      • 酒:大匙1
      • 塩:適量
  • 玉ねぎ:1玉
  • ブロッコリー:1株
  • ブナシメジ:1パック(100g)
  • 豆腐:2パック(300g)
  • 小麦(薄力)粉:大匙大盛1
  • 豆乳:600ml
  • コンソメ:3g
  • クレイジーソルト:適量
  • 胡椒:適量
ドリアの材料
  • ピザ用チーズ:適量
  • オリーブオイル:少々
  • 粉チーズ:適量
バター抜きバターライスの作り方

 バター抜きなのは、価格高騰以来バターが冷蔵庫から消えたからである。バターがあるブルジョワな人は、素直にバターを使ってよい。

 米を炊く用の鍋にオリーブオイルを垂らし、薄切りにしたにんにくとともに熱し、香りを出す。

 玉ねぎをみじん切りにして、焦げないよう弱火で炒める。

 玉ねぎがきつね色になったら、水とコンソメ、洗った米を入れてかき混ぜ、あとはいつも米を炊くのと同じようにして炊く。

具だくさん豆腐グラタンの作り方

 豚肉に下味をつけ、玉ねぎを繊維に沿って半月切りにする。ブロッコリーを食べやすいサイズに切る。

 フライパンをよく焼いて、オリーブオイルをしき、玉ねぎを炒める。

 玉ねぎにある程度火が通ったら、豚肉を入れて炒める。

 豚肉と玉ねぎに火が通ったら、ブロッコリーとブナシメジを入れ、全体に小麦粉をふり、具材によくなじませる。

 豆乳を100~200ml入れて混ぜ、しばらくふつふつさせて小麦粉に火を通す。小麦粉に火が通ったら、少しずつ豆乳を足しながら混ぜ、ホワイトソースの硬さを調整する。後で入れる豆腐から水分が出るので、少し硬めにするとよい。

 豆腐を大きめに切り、入れる。崩しながら混ぜて温める。

 コンソメを入れ、塩胡椒で味を調える。

ドリアの作り方

 グラタン皿などの耐熱皿に平らに半分ほどバターライスをよそい、上からグラタンをかける。

 グラタンの上にピザ用チーズを敷き詰め、オリーブオイルを垂らし、粉チーズをふる。

 オーブントースターで5~7分焼いて、チーズがすっかり溶けたら出来上がり。

感想

 ボリューミーで食べきれないほどだった。各具材の量はそのままで種類を増やせば、当然その分だけ全体の量は多くなる。単純な掛け算なのだが、使い探しの材料を残したくない気持ちが勝って、ついあるだけ全部使ってしまう。

 量はともかくとして、チーズと塩味がちゃんとしていれば、まず食べられない味にはならない。バターライスが食べやすかったのもある。

 ホワイトソースは、初チャレンジだったのでいろいろ不手際があった。火の通しが甘く、少し粉っぽいかもしれない。豆腐が粉々になってしまい、ダマ感の原因になっている。豆腐は湯通しするひと手間があるなら、最後の最後に合わせるのが良い。

 全体的に改良の余地ありだが、そう頻繁にやるレシピでもない。せいぜい、カルボナーラやグラタン、シチューなどでホワイトソースの研究をするくらいである。