生きる献立

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令和5年3月8日の献立「大根と豚の“ふろふき大根風”蒸し焼き」

 春は三寒四温といって、暖かい日があれば寒い日もあり、体調に気を遣う季節だ。今日はなんとなく体が冷える感じがあったので、温まるものを作ることにした。

大根と豚の“ふろふき大根風”蒸し焼き

 大根がだぶついていたのでそれを使う。大根メインの料理といえば、ふろふき大根である。ふろふき大根は、絵本『きつね森の山男』(馬場のぼる 作)に登場する、子どものころの憧れのメニューだ。

 とはいえ、ふろふき大根をするには冬はもう過ぎているし、時間をかけて煮込むのも少し面倒だ。

 そこで、蒸し焼きである。


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材料(3人分)
  • 大根:半分
  • 豚小間切れ肉:200gくらい
    • 下味
      • 酒:大匙1
      • みりん:大匙1
      • 醤油:大匙1
      • 片栗粉:大匙1
  • ブナシメジ:1パック(100g)
  • 水:150~200cc
  • しょうが:3~4片
  • 白葱の青い部分:1本
  • 酒:大匙1
  • みりん:大匙1
  • らくらく酢:大匙2
  • 昆布だしの素:適量
  • みそだれ
    • 味噌:大匙2
    • 砂糖:大匙1
    • らくらく酢:数滴
作り方

 大根は皮を剥いて幅1.5~2cmくらいの輪切りにし、十字の切れ込みを入れる。

 豚小間切れ肉に下味をつけ、片栗粉をふる。

 浅鍋に菜種油をしき、大根を切れ込みを下にして並べ、中火~強火で焼く。焼き目がついたら裏返す。

 大根の上に豚肉を並べ、大根が半分浸かるまで水を静かに注ぐ。ブナシメジを大きめの塊のまま並べ、葱、しょうが、酒、みりん、らくらく酢、昆布だしの素を加え、蓋をして弱火で20分~30分ほど蒸す。

 肉と大根に火が通ったら、別の皿を用意し、味噌、砂糖、らくらく酢に出汁を大匙1~2加えてみそだれをつくる。

 肉と大根をそのまま皿に盛り付け、上から出汁、みそだれの順にかけたら完成。

感想

 大根の皮むきを横着したので火が通っていても固めだったが、味は万全であった。肉の味が片栗粉のおかげで閉じ込められており、大根と一緒に食べるとちょうどよい。出汁の調合は完全に直感でやったが、ピタリ的中という感じだ。あっさり目なので、冬場以外でも食べれるメニューとなった。

 このほかには、ご飯と納豆キムチヨーグルト。一品料理でも考えを持ってつくれば、十分に体をケアできる。