令和5年3月29日の献立「豚肉の普通の野菜炒め」
昨日、キャベツを半玉使うのにぶつ切りにしてしまったので、残りを早く使ってしまわなければならない。そのほかにも、もやしの在庫がかさむなどしている。野菜炒めは確定路線だ。
問題は、味付けである。昨日は中華風で印象強めだったので、今日は薄味で行きたい。というわけで、オーソドックスな塩味の野菜炒めである。
豚肉の普通の野菜炒め
野菜炒めは、料理の基本を押さえていればレシピを見なくても作れる簡単な料理だ。完成から逆算して火の通りにくい野菜から入れ、塩で無難に味をつける。
しかし実際そうやって作ってみると、それでできるのは普通の野菜炒めであって、最高においしくはならない。野菜炒めを侮るなかれ、その世界は深く、研究が必要である。
材料(3~5人分)
- 豚こま切れ肉:300gくらい
- 下味
- 酒:大匙1
- 塩:適量
- 下味
- 人参:小さめ1本
- キャベツ:小さめ1/2玉
- もやし:2パック(400g)
- 豆苗:1パック分
- 酒:大匙1
- 醤油:大匙1
- 中華だしの素:3g
- 塩:適量
- 片栗粉
作り方
豚こま切れ肉に下味をつける。人参はくし切り、キャベツは一口大ざく切りにする。キャベツはあまり大きく切りすぎると、炒めにくくなる。もやしと豆苗を洗っておく。
中華鍋をセットアップし、少量の油で人参を炒める。
人参にある程度火が通ったら脇によけ、豚肉に片栗粉を振って投入し、焼く。
豚肉に火が通って赤い部分が無くなったら、キャベツを入れ、炒め合わせる。
キャベツに火が通ってしんなりしたら、酒、醤油、中華だしの素、塩で味をつける。
もやし、豆苗を入れ、素早く炒め合わせ、皿に盛り付けたら完成。
感想
やたらと量ができた。味の方は、普通の野菜炒めにしても、野菜の味だ。
もっと塩を入れたら美味しくはなるのだろうが、塩分過多は良くない。そうなると、オイスターソースなどの隠し味で戦う必要があるのだろう。手数が増えると日常の料理としては作りにくくなるから、考え物である。
野菜の味に頼るのであれば、野菜炒めは在庫処分ではなく、野菜を買ってきたその日の新鮮なうちにやらなければならない。